【きょうのピックアップ】
ペットとの触れ合いがもたらす健康維持の可能性と、介護の要であるケアマネジャーが直面している現状。誰もが健やかに、そして安心して年齢を重ねるために必要な「心身の活力」と「支え手の環境」の現在地を考えます。
①研究結果が示すペットの役割と、そこから見える心への影響
近年の研究では、ペットの飼育と認知機能の関連が注目されています。特に犬を飼い、定期的な運動習慣を持つ高齢者は、そうでない人に比べ認知症の発症リスクが約50〜60%低いというデータが示されました。犬との散歩は注意力や短期記憶に、猫との暮らしは言語能力に好影響を与える可能性が示唆されています。こうした科学的根拠に加え、言葉の通じない動物へ抱く「この子のためにしっかりしよう」という責任感や使命感が生きる意欲を刺激し、精神面から健康増進を強く支えているという考え方も、実感を伴う一つの視点として挙げられています。
出典: 認知症リスク4割減、医療費・介護費用を削減…メリットが注目される高齢者のペット飼育に潜む"負の側面"――獣医師が語る残酷な現実とは:東洋経済Online
②ケアマネの現状と未来:効率化で「心のゆとり」を創り出す
多くのケアマネジャーが、電話やFAX、さらに「シャドウワーク」と呼ばれる業務外の対応に日々時間を奪われている実態があります。しかし、ICTの活用などでこうした事務的負担が効率化されれば、浮いた時間を「利用者や家族との対話」に充てたいという前向きな希望も語られています。事務作業の削減が単なる時短に留まらず、一人ひとりの生活に深く寄り添う「本来の専門性」を発揮する原動力になることが期待されます。
出典:【調査結果】ケアマネ467名の本音:事務作業と情報連携に追われる日々。効率化の先に望むものとは?:ケアマネドットコム
【きょうのEEFUL DBノート】
本日の内容は、ペットとの絆を通じて「生きがい」を育むヒントと、ケアマネジャーが本来の専門性を発揮できる環境づくりへの動向について触れています。ペットとの絆がもたらす心身の好影響は、セルフケアの新しい可能性を示しています。一方で、介護の司令塔であるケアマネジャーがゆとりを持つことは、制度全体の質を高める鍵となります。一見異なる二つの話題ですが、どちらも「より豊かな明日」を選択していくための、重要な情報のピースといえるのではないでしょうか。
