【きょうのピックアップ】
AIによる記録自動作成という「理想」と、FAX常用8割という「アナログな現実」。本日は介護現場の生産性を左右する「情報のあり方」を深掘りします。最新技術を真の負担軽減に繋げるために必要な、業界全体のデジタルインフラ再構築と、現場が今向き合うべき構造的課題を読み解きます。
①AIによる介護記録の自動作成、事務負担の劇的削減に期待
介護現場において、職員と利用者の自然な会話から必要な情報を抽出し、介護記録を自動で作成する最新技術の導入効果が報じられました。記事では、これまで多大な時間を要していた記録業務が大幅に短縮される可能性や、ケアの質向上への寄与が示されています。テクノロジーによる事務負担の解消が、現場にどのような変化をもたらすか大きな注目が集まっています。
出典:AIが介護記録を自動で作成 介護士と利用者の自然な会話から必要な情報を抽出 事務作業の大幅削減に期待(中京テレビNEWS)
② 現場からの一報:情報連携におけるアナログ環境の課題
ケアマネジャーの連絡手段に関する最新調査で、約8割が依然として「FAX」を常用している実態が報告されました。情報共有のリアルタイム性や生産性向上を阻む要因として、アナログな環境が根強く残っている現状が浮き彫りになっています。AI活用などの先端技術を最大限に活かす上でも、業界全体のデジタルインフラ整備が改めて問われています。
出典:ケアマネの8割が今もFAXを使用 事業所間の情報連携に課題 「リアルタイムに伝わらない」 | 介護ニュースJoint
【きょうのEEFUL DBノート】
本日取り上げた2件は、介護現場が「事務作業の自動化」という理想に向かう一方で、依然として「FAX」というアナログな現実も抱えているという二面性を示しています。 AIによる「記録の自動生成」と、デジタルによる「円滑な情報伝達」。これら両面の整備が進むことで、介護職が本来の専門業務に専念できる環境にどこまで近づけるか。現場の『情報のあり方』を多角的に再構築する時期に来ていると考えられます。
