【きょうのピックアップ】
本日は、住宅型ホームの規制強化と冬の要介護リスクに関するニュースです。一つは、周囲の状況に縛られず中立に支援を組み立てるためのルールについて。もう一つは、寒さによる転倒や活動量の低下など、冬の暮らしに潜む変化への備えについて。日々の活動の土台となる二つの視点をお届けします。
① 住宅型ホームへの規制強化、ケアマネジャーの「中立な視点」を守る一歩に
2027年度の制度改正に向け、中重度の要介護者を受け入れる住宅型ホームにおける「囲い込み」を防ぐ方針が固まりました。特定のケアマネジャーへの変更を迫るような働きかけを制限し、運営と介護サービスの会計を分離させることで、一部で見られた過剰なサービス提供を是正します。これは、外部のケアマネジャーが持つ「公正な判断」こそが利用者の安心を守る砦であると再認識された結果であり、本来の「自立支援」に専念できる環境づくりを後押しする動きである、と受け止めることもできます。
出典: 岐路に立つ住宅型老人ホーム 運営の健全化へ規制を強化 厚労省 方針固める:メディカルサポネット
② 年明けの寒さが招く「要介護リスク」|室内環境と活動量に目を向ける冬の視点
要介護の原因となる「認知症」や「転倒」のリスクは、実は冬場に高まりやすい傾向があるといわれています。こうした冬特有のリスクについて、年明けにかけて複数のメディアや自治体から注意喚起が相次いでいます。寒さによる外出控えが脳への刺激を減らし、また暖房器具のコードや敷物のズレといった室内の些細な変化が、思わぬ事故を招くことも少なくありません。
冬を安全に過ごすための工夫として、自宅で無理なく続けられる体操や、電話・アプリを通じたささやかな交流の提案などが、暮らしに刺激を取り戻す一助となることもあります。
出典: 年明けの寒さで注意したい“要介護リスク” 認知症・転倒…冬の暮らしに潜む見えない危険 | オリコンニュース | 福井新聞ONLINE
【きょうのEEFUL DBノート】
本日は「中立な立場で支援を組み立てるためのルール」と「冬の暮らしを支える眼差し」という、日々の活動の土台を見つめるニュースを取り上げました。まず、住宅型ホームの規制強化は、周囲の状況に縛られず、利用者さんの生活実態を真っ直ぐに見つめるための環境を整える一歩となります。一方で、冬の暮らしに潜むリスクへの目配りは、日々の訪問の中で利用者さんの細かな変化を拾い上げる大切な実践です。寒さによる活動量の低下や、暖房器具による転倒リスクなど、生活環境の中に隠れたサインに気づくことが、重度化を防ぐ確かな守りとなります。
