【きょうのピックアップ】

今日は、介護保険制度を巡る財政と経営、両面からの課題を考える2本です。一つは、財務省が新設されるケアマネ類型「施設介護支援」の介護報酬適正化を求めた動き。もう一つは、医療・介護事業者の倒産が急増し、2025年度にはリーマン・ショックを超える見通しという厳しい経営実態です。


① ケアマネ新類型「施設介護支援」、介護報酬を「適正化すべき」 財務省が要請

記事では、財務省が新たに創設される「施設介護支援」ケアマネジャーの介護報酬について、適正化を求める方針を示したと報じられています。この新類型は施設入居者のケアプラン作成を専門に行うケアマネジャーとして位置づけられるとされており、従来の居宅介護支援事業所のケアマネジャーとは異なる役割を担うことになる見通しです。財務省側は報酬設定において、施設内でのケアプラン作成業務の特性を踏まえた適切な水準にすべきだと主張しているとのことで、今後の制度設計における重要な論点となりそうです。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:ケアマネ新類型「施設介護支援」、介護報酬を「適正化すべき」 財務省が要請 - 介護ニュースJoint


② 2025年度「医療・福祉事業」倒産、過去最多 ~ 健康と生活を支援する事業者の倒産急増

記事では、医療・介護事業者の倒産件数が2025年度に478件に達し、リーマン・ショック時を上回る過去最多を記録したと報じられています。人手不足による人件費の高騰や光熱費などの運営コストの増加が主な要因とされ、特に小規模な訪問介護事業所や通所介護施設での経営難が深刻化しているとのことです。業界関係者からは、介護報酬の改定だけでは根本的な解決に至らず、今後も厳しい経営環境が続く可能性があるとの声が上がっているようです。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:2025年度「医療・福祉事業」倒産、過去最多 ~ 健康と生活を支援する事業者の倒産急増 ~- 東京商工リサーチ


【きょうのEEFUL DBノート】

介護報酬の「適正化」という言葉と、過去最多の事業者倒産という現実。この2つのニュースを並べて見ると、制度設計における「適正」とは一体何を指すのか、改めて考えさせられます。現場で働く私たちにとって本当に必要な支援のあり方を、もう一度見つめ直す時期に来ているのかもしれません。


▼ 現場での関わり方のヒントとして

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