どうも!髭のケアマネです!

今回は2.【アセスメントは五感で取れ「視覚」】からお伝えしていきます。


【なぜ五感なのか】

前回は「嗅覚」についてお伝えしました。今回はその続きで、「視覚」です。

アセスメントでは、さまざまな推測を立てることが重要です。その推測をもとに本人・家族に聞き、そこに課題意識があれば支援策を検討する。

視覚を意識することで、本人に聞かずとも生活環境や動作の特徴から推測を立てることができます。

それでは今回は、「視覚」について解説していきます。



【視覚】

視覚から収集出来る情報は非常に多いと言えます。

例えば・・・

・自宅に入る前に見える建物の外観、老朽化の程度
・玄関アプローチの段差やその幅、高さ
・草木の荒れ具合
・壁の黒ずみ
・壁や家具の擦れ具合

など瞬間的に把握でき様々な推測を立てることが出来る内容が多いと言えます。

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


【屋外】

まずは屋外から

・自宅に入る前に見える建物の外観、老朽化の程度
・玄関アプローチの段差やその幅、高さ
・草木の荒れ具合
・木造部分の老朽化具合

ここで大事なのは視覚から得た情報から複数の推測を立てることです。

例えば草木の荒れ具合の場合

・草木の手入れをしたいができないのか
・そもそもする気がないのか
・元々手入れをしていなかったのか

それにより今後のプランニングも変わってきます。特に屋外での推測は住宅改修、福祉用具の貸与、インフォーマルサービスの支援に繋がることがあるのでどの部分に課題があるかしっかりと視覚的に情報収集をすると良いでしょう。


【屋内】

屋内においては

・壁の黒ずみ
・壁や家具の擦れ具合
・整理整頓状況

などが上げられます。

ここで大事なことがあります。それは壁の黒ずみや擦れ具合です。
なぜか。それは黒ずみや擦れている場所は【よく触れる】場所なのです。

触れる=そこを使用するため福祉用具の配置などには適している可能性が非常に高いです。(天井や床との強度の問題は別として)その方の動作時の様子が把握出来ることも1つのメリットです。

また整理整頓状況も同様です。
物が乱雑におかれている状況=ゴミ屋敷という推測は大きな誤りです。ここでは以下のような推測が立てられます。

・片付けることができない
・片付けたいが身体的にできない
・そもそも片付ける必要性がない

様々なことが推測できますが、本人がしたいのか、したくないのかによって支援方法が変わります。

視力による情報収集は手早く行えるのがメリットです。



【明日からの1アクション】

まずは視覚による情報収集を意識してみましょう



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筆者: 松本 悠暉(髭のケアマネ)
資格:主任介護支援専門員、介護福祉士

専門学校卒業後、地域密着型通所介護事業所にて介護職員、生活相談員、管理者を歴任。介護部門副統括として新規事業の立上げなどにも携わる。その後都内シニアマーケティング会社にてケアマネジャー兼SV職となり現場業務とマネジメント業務に携わる。現在は居宅介護支援事業所に管理者として勤務しつつ、フリーランスとして新規事業開発、講師、コミュニティ運営、メディア取材、SNS発信(髭のケアマネ)など新しいケアマネジャーの働き方を行なっている。