みなさん、こんにちは!

今日からスタートするのは、新人ケアマネ向けコラムの【アセスメント編】となります!

アセスメント編は以下の項目でお送りします。

1.【アセスメントはどこから始まる】
2.【アセスメントは五感で取れ(嗅覚・視覚・聴覚)】
3.【点ではなく空間で見る】
4.【本人の可能性を探れ】
5.【ケアプランにつなげるアセスメント】

アセスメント編においてはいくつかの項目に分けてボリューム感をもって解説していきます。

まずは1.【アセスメントはどこから始まる】からお伝えしていきます。


【アセスメントが始まるタイミング】

ケアマネジメントにおいて最重要ともいえるアセスメント。

利用者の状態を客観的に把握し、課題を抽出するこのアセスメントはプランニングに直結する部分です。

しかし、アセスメントは23項目(厚生労働省が定める基本項目)を短時間で確認していく必要があり、労力もかかります。そんな中で、そのアセスメントをいかに効率的に行うかがポイントになります。

アセスメントは本人・家族からの聞き取りのみと思っている方も多いと思いますが、実はそれだけではありません。

実はアセスメントが始まるのは【自宅に入る前】からなのです。


【自宅の外に立つ】

利用者の家に訪問する際いきなりインターフォンを押さずに、まずは家に前に立って家の周りを見てみましょう。

・玄関アプローチ
・玄関段差
・手摺の有無
・玄関まで続くアプローチの素材

などです。ただ見るだけではなく、ここでその材質なども見てみるといいでしょう。そして、いくつかの推測を立てましょう。
なぜなら、そこに課題が隠されていることも多くあるからです。

本人が課題に思っている部分と、客観的な視点で見た課題が違うこともあります。

例えば・・・

・すべりやすい材質か
↳雨天時や苔が生えていたりすると転倒の危険あり

・草木が生い茂っているか
↳手入れが行き届いていない、手入れすることができない、手入れしたくてもできない、そもそもする気がない

・捕まるところがない
↳転倒・転落の危険がある

これらの推測を立てることで支援に向けた課題を抽出することができます。

まずは家の外から見た課題を考えてみましょう。


【大事なこと】

新人ケアマネの皆さんはアセスメントをとることに集中してしまい、尋問のようになってしまいがちです。私も最初の頃はそうでした。

そのためアセスメントでは必ず【傾聴】を意識してください。本人の主訴を確認しましょう。

いきなりこちらから様々なことを聞くのではなく、まず本人・家族の主訴を確認する。

まずは今の困りごとを聞いてほしいという所から始まります。


【明日からの1アクション】

すぐにインターフォンを押して入るのでなく、まずは一歩立ち止まって外観を見てみましょう。

そしてまずは傾聴をして本人・家族の思い、訴えに耳を傾けましょう