#26 写真から似顔絵で職員紹介ポスターを作る | 介護現場のAI仕事術
・難易度:★★
・所要時間:約15分
・使うツール:ChatGPT(無料・有料どちらでも可)
介護施設の廊下や食堂によく貼ってある「職員紹介」のコーナー。
「担当の〇〇です。よろしくお願いします」という写真と一言コメント。新しい職員が入るたびに更新して、利用者さんや家族に顔を覚えてもらうための大切な掲示物です。
これをAIで作れます。写真を読み込ませるだけで、似顔絵イラスト+自己紹介文のセットが完成します。
この回でやること
・写真をChatGPTに読み込ませて似顔絵を生成する
・自己紹介文をAIに作ってもらう
・WordやCanvaでポスターとして仕上げる
※出力例はイメージです。実際の出力は毎回異なります。
Lv.1 写真をChatGPTに読み込ませて似顔絵を生成する
ChatGPTを開いて、スタッフの写真を添付します。
次のプロンプトを送ります:
「この写真の人物を、温かみのある親しみやすいイラスト風の似顔絵に変換してください。介護施設の職員紹介ポスターに使うイメージで、明るく柔らかい雰囲気にしてください。背景は白でお願いします。」
出力例のイメージ:
・輪郭がやわらかくデフォルメされた似顔絵
・顔の特徴(眼鏡・髪型・表情)が反映される
・職員紹介ポスターに貼りやすいサイズ感
気に入らない部分があれば「もう少し笑顔にしてください」「もっとシンプルなタッチで」など追加で指示すると調整してくれます。
【ヒント】イラストのスタイルは「水彩風」「ほのぼのイラスト風」「シンプルな線画風」など好みに合わせて指定できます。施設の雰囲気に合ったスタイルを試してみてください。
【注意】無料プランでも写真を読み込ませて似顔絵を生成できます。ただし1日あたりの生成枚数に制限があります。スタッフ全員分を一気に作りたい場合は数日に分けるか、有料プランを検討してください。また、スタッフ本人の同意を得てから写真を使いましょう。施設のAI利用ルールに従って運用してください。
Lv.2 自己紹介文をAIに作ってもらう
似顔絵と一緒に貼る自己紹介文もAIに作ってもらえます。
スタッフに簡単なメモを書いてもらって、それをそのままChatGPTに渡します:
「以下のメモをもとに、介護施設の職員紹介ポスターに使う自己紹介文を作ってください。150字以内で、利用者さんや家族が読んで温かい気持ちになるような文体にしてください。
・名前:Aさん、 ・役職:介護士、 ・出身:神奈川県、 ・趣味:料理/ハイキング、 ・施設で大切にしていること:利用者さんの笑顔を見ること、 ・一言:どんな小さな変化も見逃さないよう心がけています」
出力例:
神奈川県出身、介護士のAです。 |
「もっと短く」「敬語を柔らかく」など調整も自由にできます。
【ヒント】メモは箇条書きで渡すだけで十分です。スタッフに「3点だけ教えて」と聞いて渡すだけで、AIが自然な文章に整えてくれます。
Lv.3 Word・Canvaでポスターとして仕上げる
似顔絵と自己紹介文ができたら、印刷できるポスターに仕上げます。
Wordを使う場合(無料):
・A4縦で新規作成
・似顔絵画像を貼り付け
・テキストボックスで自己紹介文を追加
・施設名・役職・名前を大きく入れる
Canvaを使う場合(無料プランあり):
・「名刺」や「チラシ」テンプレートから選ぶ
・画像を差し替えて文字を入力するだけ
・おしゃれなデザインが簡単に完成する
完成したら印刷してラミネートすれば、長期間使える職員紹介ポスターになります。
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※Canvaでの作例
【ヒント】複数のスタッフ分をまとめて一枚にする「スタッフ紹介一覧」として掲示すると、利用者さんが全員の顔を一度で覚えられます。
まとめ
・写真をChatGPTに添付して、プロンプトを送るだけで似顔絵が生成できる
・自己紹介文もメモを渡すだけでAIが整えてくれる
・WordやCanvaで仕上げれば印刷してすぐ使える
・スタッフ本人の同意を忘れずに
「職員紹介を更新したいけど、写真を撮り直す余裕がない」「きれいに作れる自信がない」という方にぴったりです。
似顔絵なら顔写真をそのまま貼るより親しみやすく、利用者さんも覚えやすいというメリットもあります。
【きょうの15分】
まず自分の写真を一枚用意して、ChatGPTに「温かみのある似顔絵に変換してください」と送ってみましょう。完成した似顔絵を見て、スタッフに「こんな感じで職員紹介作れるよ」と見せるだけで、次の展開が生まれます。
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