【きょうのピックアップ】
本日は、介護を支える「人材の確保」と、介護や認知症を身近に感じてもらう「理解の入口」という、性質の異なる2つの動きを取り上げます。
制度としての方針と、地域での実践。その両方が、これからの介護の土台になっていくのかもしれません。
① 外国介護人材の受け入れ上限は16万700人に。政府が分野別方針を決定
政府は、特定技能制度に基づく外国人介護人材の受け入れ上限を 16万700人 とする分野別方針を決定しました。
記事では、深刻な人手不足が続く介護分野において、外国人材の受け入れが引き続き重要な位置づけにあることが報じられています。
一方で、受け入れ人数の拡大がそのまま現場の安定につながるとは限らず、定着支援や育成体制、職場環境の整備が不可欠であるという指摘も紹介されています。
数字としての上限が示された今、現場では「どう迎え、どう支えるか」という実務の質がより問われていくことになりそうです。
出典:外国介護人材の受け入れ上限16万700人 政府が分野別方針を決定(福祉新聞)
② 介護や認知症を「体験」する場。「みんなのケア広場」がひらく入口
北海道で開催された体験型イベント「みんなのケア広場」では、在宅医療や介護を身近に感じてもらうことを目的に、認知症の世界を疑似体験できるワークショップなどが行われました。
記事では、専門的な知識を学ぶ場というよりも、実際に「感じてみる」ことで、介護や認知症を自分事として捉えるきっかけを提供している様子が紹介されています。
介護が必要になる前の段階で、こうした体験の場に触れることは、将来の不安を和らげたり、周囲への理解を深めたりする一助になるのかもしれません。
制度やサービスを知る前に、「まず触れてみる」。
そんな入口の存在が、地域の中で少しずつ広がっていることが伝わってきます。
出典:在宅医療や介護を身近に感じてもらう体験イベント「みんなのケア広場」(TBS NEWS DIG)
【きょうのEEFUL DBノート】
外国人材の受け入れ枠をどう活かすか、そして介護や認知症をどう伝えていくか。
制度と理解、その両方がそろってはじめて、介護は「続けられるもの」になっていくのかもしれません。
現場の取り組みと地域の工夫、その一つひとつを丁寧に追っていきたいですね。
