【きょうのピックアップ】

今日は、介護保険制度への理解を深めるための2本です。一つは、介護保険料を負担ではなく「含み給与」として捉える新たな視点を提示した高野龍昭氏の論考。もう一つは、そもそも介護保険制度を知らない人が6割を超えるという調査結果です。


① 【高野龍昭】手取りを増やす政策の功罪 介護保険料は「負担」ではなく「含み給与」

記事では、手取り収入を増やすための政策について、介護業界の視点から分析されています。社会保険料の負担軽減によって手取りが増える施策は一見魅力的に見えるものの、介護保険料については単なる「負担」として捉えるべきではないと指摘されているとのことです。むしろ介護保険料は将来の介護サービス利用時の給付を約束する「含み給与」的な性格を持つものであり、この保険料の軽減が必ずしも介護現場で働く職員にとって望ましい結果をもたらすとは限らないと論じられています。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:【高野龍昭】手取りを増やす政策の功罪 介護保険料は「負担」ではなく「含み給与」(介護JOINT)


② 介護保険制度「知らない」6割超 長寿社会開発センターが調査 - 福祉新聞Web

記事では、長寿社会開発センターが実施した調査で、介護保険制度について「知らない」と回答した人が全体の6割を超えたことが報じられています。超高齢社会を迎える中、制度の根幹である介護保険への理解不足が浮き彫りになった形で、現場で働く私たち介護職員にとっても利用者や家族への制度説明の重要性を改めて認識させる結果となったようです。制度への理解促進は、適切なサービス利用や介護現場での円滑なコミュニケーションにも直結する課題といえるでしょう。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:介護保険制度「知らない」6割超 長寿社会開発センターが調査 - 福祉新聞Web(福祉新聞)


【きょうのEEFUL DBノート】

今日ご紹介した2本の記事を読んで、介護保険制度を巡る「知識のギャップ」について考えさせられました。一方では制度の本質的な価値について深く論じられ、もう一方では基本的な認知度の低さが明らかになっています。私たち現場にいる者こそ、制度への理解を深めながら、その意味を分かりやすく伝えていく役割があるのかもしれませんね。


▼ 現場での関わり方のヒントとして

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