【きょうのピックアップ】
今日は、家族が抱える不安と、その先にある選択肢についての2本です。一つは障害者家族を支える大分県の「親なきあと相談室」の9年間、もう一つは介護保険の限界を背景に広がる保険外サービスへの潜在ニーズを伝える記事です。
① 障害者家族の不安に寄り添う 大分県社会福祉事業団の「親なきあと相談室」設置から9年
記事では、大分県社会福祉事業団が設置する「親なきあと相談室」の取り組みについて報じられています。障害のある人の家族が抱える「自分の死後、誰がこの子を支えるのか」という切実な不安に寄り添うため、県内6カ所の障害者相談支援事業所を窓口として無料・匿名での相談を受け付けているとのことです。これまでに300件以上の相談が寄せられており、住まいや財産管理など内容は多岐にわたるそうです。事業団では相談員養成研修にも力を入れ、各地に相談できる環境づくりを進めていると伝えられています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:障害者家族の不安に寄り添う 大分県社会福祉事業団の「親なきあと相談室」設置から9年(福祉新聞)
② 保険外サービス、未経験層の4割が「利用したい」 潜在ニーズの背景に介護保険の限界も
記事では、保険外サービスについて要介護者とその家族を対象にした調査結果が報じられています。サービス内容を十分理解している人は15%程度にとどまる一方、未経験者の4割超が利用意向を示しており、潜在的なニーズの高さがうかがえます。利用を検討する理由として最も多かったのは「家族介護の限界」で、土日対応や急な体調変化への即時対応など、介護保険ではカバーしきれない部分を補う機能への期待が大きいようです。人手不足が深刻化するなか、介護保険サービスとの相互補完的な共存のあり方が今後の課題となりそうです。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:保険外サービス、未経験層の4割が「利用したい」 潜在ニーズの背景に介護保険の限界も(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
「親なきあと」の不安も、保険外サービスへの関心も、根っこにあるのは「制度だけでは届かない部分」への切実な思いなのだと感じます。家族が抱える不安に、私たちはどこまで寄り添えているでしょうか。選択肢を知ること、相談できる場があること。その一つひとつが、安心につながる入り口になるのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
