【きょうのピックアップ】

本日は、ケアマネジャーの「学び」と「働く場」に関わる2つの動きを取り上げます。
一つは、研修制度の見直しによる受講負担の軽減。もう一つは、サ高住を軸とした事業モデルが転換期を迎えているという指摘です。どちらも、これからのケアマネジメントのあり方を考える上で見過ごせない話題と言えそうです。


① ケアマネ協会、「生涯学習体系研修」の受付開始。新カリキュラムで負担軽減へ

日本介護支援専門員協会は、来年度の「生涯学習体系研修」の受講受付を開始しました。
記事では、これまでの研修内容を整理し、段階ごとに学びやすい新カリキュラムへ移行することで、受講者の負担軽減を図る方針が報じられています。

ケアマネジャーには、制度改正や地域課題への対応など、継続的な学びが求められます。一方で、日常業務の忙しさから「研修が負担になっている」という声が少なくないのも実情です。
今回の見直しは、学びの質を保ちながら、無理なく継続できる仕組みを目指す取り組みとして注目されます。

出典: ケアマネ協会、来年度の「生涯学習体系研修」の受付開始 新カリキュラムで受講負担を軽減(介護ニュースJOINT)


② ケアマネの「サ高住モデル」は転換期へ。在宅回帰を促す指摘も

もう一つの記事では、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を中心としたケアマネジメントの事業モデルが、転換期を迎えているとの指摘が紹介されています。
新たなサービス類型の創設により、サ高住に関わるケアマネ事業の収益構造や運営ルールが変わり、これまでのやり方が通用しにくくなる可能性があると報じられています。

筆者は、こうした状況を踏まえ、今こそ「在宅」を軸としたケアマネジメントへ回帰すべきではないかと問題提起しています。
住まいの形に依存したモデルではなく、地域で暮らし続ける利用者をどう支えるか。その原点に立ち返る必要性が示唆されています。

出典: ケアマネの“サ高住モデル”の転換期 新類型の創設で経営環境はどう変わるか 今こそ「在宅」への回帰を=田中紘太(介護ニュースJOINT)



【きょうのEEFUL DBノート】

研修制度の見直しも、事業モデルの転換も、背景にあるのは「無理が続かない構造をどう整えるか」という共通の課題です。
学び続けられる環境と、持続可能な働き方。その両方を意識しながら、ケアマネジメントの原点である「在宅支援」をどう磨いていくかが、これから一層問われていくのかもしれません。


▼ 現場での関わり方のヒントとして

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