【きょうのピックアップ】

本日は、高齢者の健康と介護をめぐる2本です。一つは、唾液の分泌量を増やす生活習慣を歯科医が解説した記事で、おしゃべりやカラオケが口腔ケアに直結するという身近な視点が印象的です。もう一つは、老老介護をしている家族の約77%が支援を必要としているという厚生労働省の委託調査の結果です。


①おしゃべりやカラオケは口腔ケアに効果的だった! 唾液の分泌量を増やす生活習慣5選

記事では、歯科医の照山裕子さんと神奈川歯科大学副学長の槻木恵一さんが、唾液の働きと分泌量を増やす生活習慣について解説しています。唾液には自浄作用や抗菌物質が含まれており、分泌量が減ると虫歯・歯周病・感染症のリスクが高まると紹介されています。分泌を促すためには、根菜などよく噛む食事、こまめな水分補給(水出し緑茶も効果的)、口を動かすこと(歌やおしゃべりを含む)、ガムを噛むことなどが有効だとのこと。特に「鼻歌ではなく口を動かして歌うと唾液も多く出て、口の周りの筋肉のリフトアップにもつながる」という指摘は、レクリエーションの場面にも活かせそうです。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:おしゃべりやカラオケは口腔ケアに効果的だった! 唾液の分泌量を増やす生活習慣5選(介護ポストセブン)


老老介護、家族も支援必要77%。厚労省委託調査で浮かぶ「早期発見」の課題

記事では、高齢者が高齢者を介護する老老介護に関し、市区町村の約77.3%が「介護する家族自身も認知症などで支援が必要」と感じていることが、厚生労働省の委託調査で明らかになったと報じられています。介護する側・受ける側のどちらも認知症という「認認介護」も問題になっており、サポートが必要な家庭の早期発見が課題として浮かび上がっています。また、来庁相談が難しい、電話連絡が取りづらいといったアクセス上の障壁も多く報告されており、支援が届きにくい状況が続いていると紹介されています。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:老老介護、家族も支援必要77%(千葉日報オンライン)


【きょうのEEFUL DBノート】

口を動かすことが健康につながり、孤立が唾液の分泌にも影響を与える。そして介護する側もまた、見えないところで支援を必要としている。今日の2本は、「つながること」と「気づくこと」の大切さを、異なる角度から伝えているように思います。現場でかかわるすべての人が、その両方を意識し続けられる環境をどうつくるか、問われているのではないでしょうか。



▼ 現場での関わり方のヒントとして

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