#27 2か月目を振り返る——できることが増えた、次へ進む | 介護現場のAI仕事術
・難易度:★★
・所要時間:約10分
・使うツール:共通
第16回から始まった2か月目。気づけばさらに11回分の技術が積み上がっています。
1か月目は「AIに何かを作ってもらう」技術を身につけました。
2か月目のテーマは、その一歩先でした。AIを「使いこなす」「深める」「チームに広める」「仕組みにする」。
今日は立ち止まって、この2か月目で身についたことを整理しましょう。
この2か月目で身についた11のスキル
AIを使いこなす技術(第16回〜第18回)
#16 複数のAIを使い分ける判断軸
ChatGPT・Claude・Geminiそれぞれの得意なことが整理できた。「迷ったらChatGPT」「長文はClaude」「写真や最新情報はGemini」という判断軸が身についた。
#17 ChatGPTのカスタム指示を設定する
毎回「私は介護士です」「箇条書きで」と説明しなくてよくなった。設定は2〜3分、効果はずっと続く。
#18 AIを思考の相棒にする
「答えをもらう」から「一緒に考える」への転換。「見落としはありますか?」という問い方が、AIの使い方を変えた。
AIをチームに広める技術(第19回〜第21回)
#19 AI隊長になる
「便利だよ」では広まらない。貼るだけで動くプロンプトをLINEで送る。楽しい体験から入る。これがチームへの広め方だった。
#20 AIで研修資料を作る
テーマと対象者を伝えるだけで研修レジュメの骨格が5分でできる。振り返り設問まで自動生成できる。
#21 AIと自動化——次のステップへ
「AIに話しかけて終わり」から「AIが動き続ける仕組み」へ。自動化の基本概念と、3段階の難易度を整理した。
深く使う技術(第22回〜第23回)
#22 ChatGPT GPTsで施設専用AIを作る
自分だけのカスタムAIを作り、チームで共有できる。プロンプトの書き方を覚えなくていい仕組みを作れた。
#23 スマホに話しかけるだけで記録が完成する
録音アプリも文字起こしツールも不要。ChatGPTのスマホアプリに話しかけるだけで申し送りの下書きが完成する。
楽しく使う技術(第24回・第26回)
#24 行事の企画をAIと考える
テーマと条件を渡すだけで企画の骨格が5分でできる。認知症ケアの配慮や声かけの工夫まで提案してもらえる。
#26 写真から似顔絵で職員紹介ポスターを作る
スタッフの写真を読み込ませるだけで似顔絵イラストが生成できる。自己紹介文もAIが整えてくれる。
自動化への入口(第25回)
#25 Makeで自動化の第一歩を踏み出す
ノーコード自動化ツールMakeのアカウントを作成し、シナリオ画面を確認した。「もし〇〇なら△△」を自動で動かす仕組みの作り方がイメージできた。
使ったツールの整理
ツール | 主な用途 | 無料で使える? |
ChatGPT | カスタム指示・GPTs・音声入力・企画作成 | ◎(一部有料) |
Claude | 長文・複数記録の処理 | ◎ |
Gemini | 写真読み取り・最新情報 | ◎ |
Make | ノーコード自動化 | ◎(月1,000回まで) |
3か月目に向けて
・2か月目で「AIを使う」から「AIを動かす」への入り口に立ちました。
・3か月目のテーマは「自動化を現場に組み込む」です。
・Makeを使った実際のシナリオ作成、AIエージェントの活用、そして蓄積した技術を施設全体の仕組みにしていく。一つひとつの技術が繋がっていきます。
【きょうの10分】
この2か月目で「一番使えた」と感じた回を一つ思い出してください。その技術を今日の業務でもう一度使ってみましょう。3か月目に向けて、「自動化できそうな繰り返し作業」を一つだけ書き出しておくのもおすすめです。
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