【きょうのピックアップ】
今日は、処遇改善加算の基本報酬への組み込み提案と、現場で常態化する介護のシャドウワークについての2本です。制度設計の議論が進む一方で、「ほっとけない」という思いから生まれる見えない労働が多職種に広がっている現実。報酬と現場、両面から介護人材の課題を見つめます。
① 処遇改善加算の基本報酬への組み込み提案。 その実現の意義とクリアすべき課題について
記事では、2027年度の介護報酬改定に向けて、労働団体から処遇改善加算相当額を基本報酬へ組み込む提案が出されていると報じられています。背景には、物価上昇や他産業との賃金競争が激化するなか、加算額を超えた事業者の持ち出しが生じやすくなっている現状があるとのことです。基本報酬への組み込みが実現すれば、賃金・物価スライドの導入も見据えやすくなる一方、適正な賃金配分を担保するしくみや実務負担軽減に向けた慎重な制度設計が課題になると指摘されています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:処遇改善加算の基本報酬への組み込み提案。 その実現の意義とクリアすべき課題について(ケアマネドットコム)
② 介護のシャドウワーク、多職種で常態化 「ほっとけない…」 割り切れぬ現場=組合調査
記事では、介護従事者の3割超が制度や契約の範囲を超えたシャドウワークを抱えており、ケアマネジャーでは約7割に達するなど、幅広い職種で常態化している実態が報じられています。具体的には居室の掃除や買い物、行政手続きの支援、徘徊時の捜索など多岐にわたり、「利用者を放置できない」「断ると信頼関係が崩れる」といった現場の葛藤から対応せざるを得ない状況があるとのことです。組合は個人の判断に委ねず、契約時の丁寧な説明や対応のルール化など組織的な仕組みづくりの必要性を訴えています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:介護のシャドウワーク、多職種で常態化 「ほっとけない…」 割り切れぬ現場=組合調査(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
処遇改善の制度設計と、現場で静かに積み重なるシャドウワーク。どちらも「このままでは立ち行かない」という声の表れです。仕組みを整えることと、目の前の人を放っておけない気持ち。その両方を大切にできる道を、一緒に探していきたいと思いませんか?
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
