介護業界は、人間関係の問題が起きやすいといわれています。
せっかく介護の仕事に就いたのですから、職場の人間関係という余計なことに振り回されずに利用者さんと向き合いたいですよね。そのためには、入職する前に10のポイントを考慮することが効果的です。
この記事では、
- 転職する際、入職する前に確認しておきたい10のポイントとは何か
- 人間関係の問題は自分にも責任があるかも。転職した場合、特に気をつけておきたい5のポイント
人間関係に悩み転職する場合、転職先で確認しておきたい10のポイント
結論から言えば、事業所の人間関係は実際に働いてみなければ分かりません。しかしあらかじめ、候補施設の見学時などに聞いて確認しておくことで、降りかかる災難を減らすことはできます。ポイント1:直接処遇職員の平均年齢
介護の仕事は歴史が長いのですが、昔は職員都合。利用者主体の介護をやろうとすると「そんなことは必要ない!」と怒鳴られた始末です。ですから、平均年齢が高いということは昔の介護を経験している人が多いかもしれません。ポイント2:介護系学校の新卒や中途採用の職員の比率
新卒は、学校で利用者主体の介護の勉強をみっちりしてきています。また中途採用の多くは、介護の仕事がやりたくて転職したりしています。これらの人の比率が多いのであれば、その事業所の介護はある程度信頼でき、人間関係もそれなりに良好です。ポイント3:職員定着率と、辞めていく人たちの年齢層
一度勤め始めたら長く勤めていられる、というのは人間関係を判断する大事な要素です。また、辞めていく人たちの年齢層が若ければ、先輩職員の指導方法や人間関係がよくないかもしれません。ポイント4:介護の責任者の年齢とバックボーン(福祉系の学校を出ているかなど)
介護の責任者が若ければ若いほど、新しい介護の概念を取り入れているでしょうし、福祉系の学校を出ているのであれば指導方針もしっかりしているはずなので、人間関係も良好になりやすいものです。ポイント5:看護など他職種との仲は良いか
介護の仕事は看護師や栄養士など他の職員とも密接に関わります。そのため、職種間で仲が悪いと人間関係の悪化を招きかねません。ポイント6:利用者さんの外出がどのぐらいあるか
特養などは、利用者さんの外出を実現させるためには他の職員からの理解と協力が必要です。積極的に外出に取り組んでいる施設は、しっかり連携がとれている傾向にあります。ポイント7:ケアプランを作成するまでの流れ
ケアプランは介護施設の要です。施設ケアマネが一人で担っていたり、施設見学に応じてくれる上の立場の人がこの流れを知らないということは、人間関係が良好ではないかもしれません。ポイント8:施設長の関心度
施設長の介護に対する想いや方針は、現場の雰囲気に影響を及ぼします。施設のトップがチームワークよく利用者主体のケアを方針とし、実現しようと努力しているのであれば人間関係も良好です。ポイント9:介護業界・周囲からの評判
介護業界は狭いので、他の事業所の噂が流れやすい特徴があります。また利用したことがあるご家族がいれば、何を大切にしている施設なのか聞いてみると良いでしょう。ポイント10:求人の頻度
ハローワークやネットなど、求人が頻回に出ているようだと職員が定着しないということなので、何かしら問題のある職場だと判断できます。自分自身が注意できること
人間関係の問題は、誰か一人のせいではありません。パワハラやモラハラをする職員がいても、周りが黙認や同調をしなければ、都合が悪くなるのはハラスメントを行っている本人です。当事者一人が変わったとしても、周りも変わらなければ同じことの繰り返しです。 これは自分にも言えることなので、周りを変えようとする前に次のようなことを自分でも注意することができます。特に転職したばかりの時はそうです。- 正しいと判っていても、反対を押し切ってまで自分の意見を通さない
- 周りの職員の話に耳を傾ける
- 全員が同じ想いで介護するのは難しいことを割り切る
- 自分の力を過信しない
- 自分で変えられることと変えられないことを整理し、どうにもならなければ割り切る
