どうも!髭のケアマネです!

今回は3.【点ではなく空間で見る】をお伝えしていきます。


【点と空間】

早速疑問が湧くタイトルをだしてしまい、困惑していると思います。

点と空間。

これはどういう意味かというと、課題を単体で見ないことです。つまり、身体的状況だけではなく、住環境と併せて情報を収集するということです。

片麻痺がある(点)が、自宅内の家具に捕まり歩くことが出来る(空間的要素)。


このように点(身体的課題)と環境(空間的要素)で見ることで本人の可能性が見えてきます。

間違えてはいけないのは、アセスメント=課題(マイナス的要因)だけを探すものではない、ということです


【ポジティブアセスメント】

ポジティブアセスメントとは今出来ることをしっかりと収集することです。

介護保険の目的の中には「自立支援」があります。例えば皆さんができていないことばかりを指摘された時、どう感じますか?

人にもよりますが、マイナス的な感情を抱く方も多いと思います。確かに課題点を抽出する過程では、マイナス的な部分を出していきますが、その中で今できていること(ポジティブ的要素)出して行くことも大事な作業です。
できないところを伸ばすことも大事ですが、今できていることをさらに伸ばすことも非常に重要です。

点で見た時にはマイナス的要因であっても空間を併せてみた時にそれがポジティブ(出来ること)に変わることがあります。


【課題を明確に】

大事なのは課題を明確にすることです。

私がよく行う手法として今できていることをしっかりと伝え、課題となる部分(支援につなげるところ)もしっかりと伝えることです。

サービスありきでプランを作るのではなく、課題を明確にし、支援を受けることでどうなりたいのかを明確にする。実はこの過程は、これから行うモニタリングやケアプラン作成において、非常に重要な役割を担うのです。


【明日からの1アクション】

ネガティブな課題のみならず、本人が出来ることにもフォーカスしましょう。今できていることに対してしっかりと伝え、逆にできていない所に対しては、どうなりたいか聞き取りをしましょう。


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筆者: 松本 悠暉(髭のケアマネ)
資格:主任介護支援専門員、介護福祉士

専門学校卒業後、地域密着型通所介護事業所にて介護職員、生活相談員、管理者を歴任。介護部門副統括として新規事業の立上げなどにも携わる。その後都内シニアマーケティング会社にてケアマネジャー兼SV職となり現場業務とマネジメント業務に携わる。現在は居宅介護支援事業所に管理者として勤務しつつ、フリーランスとして新規事業開発、講師、コミュニティ運営、メディア取材、SNS発信(髭のケアマネ)など新しいケアマネジャーの働き方を行なっている。