どうも!髭のケアマネです!
今回は4.【本人の可能性を探れ】をお伝えしていきます。
【可能性とは】
前回の記事を読んでいただいた方はおわかりになると思いますが、これはポジティブアセスメントの延長となります。
我々は仕事柄「課題」ばかりを探そうとします。もちろん私も昔はそうでした。課題解決に向けてプランを組むことが正しいことだと思っていたとき、本人が出来ることにはあまりフォーカスできていないことを感じました。
いくつになっても自分で出来ることが増えることは達成感があり、次の目標につながる。そんな中で本人のできることを探ろうとアセスメントの方法を変えて行きました。
【ポジティブアセスメント】
ポジティブアセスメントとは、今出来ることをしっかりと収集すること。
介護保険の目的の中には「自立支援」があります。例えば皆さんができていないことばかりを指摘された時、どう感じますか?
人にもよりますが、マイナス的な感情を抱く方も多いと思います。確かに課題点を抽出する過程ではマイナス的な部分を出していきますが、その中で今できていること(ポジティブ的要素)出して行くことも大事な作業です。できないところを伸ばすことも大事ですが、今できていることをさらに伸ばすことも非常に重要です。
点で見た時にはマイナス的要因であっても、空間を併せてみた時にそれがポジティブ(出来ること)に変わることがあります。
【本人の可能性】
本人の可能性には、大きくわけて顕在化している可能性と潜在的可能性があります。
顕在化
主に今現在出来ることです。これは本人も自覚できている部分になります。さらに支援を受けることでその能力を伸ばすことが出来る部分になります。
例えば・・・
近くのコンビニにまで歩くことが出来る(500m)とすれば、さらにリハビリテーションなどを通しその歩行距離を拡大させることができます。
潜在化
本人は気づいていないが、実際には行えることが出来る可能性がある部分のことです。
例えば・・・
本人は500mを歩くことができないと発言しているが、1日の行動範囲から考え実際には歩くことができる(自覚できていない)場合、リハビリテーションを通し、自身の能力に気づくことができます。
大事なのは本人が自覚できているか、できていないかです。どちらがいいというわけではないですが、これらは正しく情報を収集することで、本人の可能性を伸ばすことになります。
【QOLの向上】
状態が改善することで出来ることが増え、日常の生活に直結します。その中で趣味の活動や、今まで行けなかった所、行きたい所、したかったことが実現出来る可能性が増えます。我々もそうですが、できないことが出来るようになると生活の質が激変します。
ただ状態を改善させるためではなく、その人の生活の質をどう向上させるかが重要です。そのためにはしっかりと出来ること・できないこと・本人は気づいていないが実は出来る可能性があること、をしっかりとくみ取り、実践出来るようにして行くことも重要な役割です
【明日からの1アクション】
本人の可能性をしっかりと把握し、身体機能の向上や生活の質の向上、達成感につなげられるようにしましょう。
![]() | 筆者: 松本 悠暉(髭のケアマネ) 専門学校卒業後、地域密着型通所介護事業所にて介護職員、生活相談員、管理者を歴任。介護部門副統括として新規事業の立上げなどにも携わる。その後都内シニアマーケティング会社にてケアマネジャー兼SV職となり現場業務とマネジメント業務に携わる。現在は居宅介護支援事業所に管理者として勤務しつつ、フリーランスとして新規事業開発、講師、コミュニティ運営、メディア取材、SNS発信(髭のケアマネ)など新しいケアマネジャーの働き方を行なっている。 |

