【きょうのピックアップ】
今日は、介護現場の見えにくい負担と、その根本にある報酬制度を問う2本です。一つは身寄りのない高齢者を支えるケアマネの隙間業務に光を当てた記事、もう一つは低賃金の元凶として介護報酬の抜本引き上げを求める組合の動きを伝える記事です。
① 【壷内令子】身寄りのない高齢者の支援、介護報酬の評価も必要 ケアマネの不可避の隙間業務に光を
記事では、身寄りのない高齢者への支援において、ケアマネジャーが担わざるを得ない「隙間業務」の負担について報じられています。必要なサービスや制度があっても、本人が事前に契約していなかったり、経済的理由で有償サービスを利用できなかったりするケースが多く、支援につながるまでの間にケアマネジャーが対応せざるを得ない場面が増えているとのことです。身寄りのある方と比べて確認や調整の量が大きく異なるこうした業務について、基本報酬に含めて考えてよいのかという問題意識が示されており、介護報酬上の評価の必要性が提起されています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:【壷内令子】身寄りのない高齢者の支援、介護報酬の評価も必要 ケアマネの不可避の隙間業務に光を(介護JOINT)
② 「低賃金の元凶は介護報酬」 組合が50万筆署名を開始 来年度改定での抜本引き上げ要請へ
記事では、介護従事者の労働組合が来年度の介護報酬改定に向けて50万筆を目標とする署名活動を開始したと報じられています。低賃金が深刻な人材不足の主な要因であり、その元凶は国の介護報酬の設定にあると問題提起しているとのことです。物価高騰が続くなか、現状の報酬水準では介護保険制度そのものが現場から崩壊しかねないと強い危機感が示されており、署名は10月10日まで実施され、厚生労働大臣へ提出される予定だそうです。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:「低賃金の元凶は介護報酬」 組合が50万筆署名を開始 来年度改定での抜本引き上げ要請へ(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
今日の2本の記事に共通するのは、「見えにくい負担」に光を当てようとする動きです。ケアマネの隙間業務も、介護報酬という構造の問題も、現場では当たり前になりすぎて声にしづらいもの。でも、誰かが言葉にしなければ変わらない。皆さんの現場にも、まだ名前のついていない負担があるのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
