【きょうのピックアップ】

今日は、通所サービスの「成果」と「加算」をめぐる課題についての2本です。一つは計画書の目標設定が運動機能に偏り、ADL改善につながりにくい現状を示した記事、もう一つは入浴介助加算の低い算定率と見直し議論を伝える記事です。


① 【介護報酬】通所介護・通所リハ「現状と課題」を厚労省が提示―計画書の目標は運動機能中心、ADL・IADL改善は2〜3割

記事では、厚生労働省が社会保障審議会介護給付費分科会において、通所介護および通所リハビリテーションの現状と課題を提示したと報じられています。それによると、計画書に掲げられる目標は運動機能の維持・改善が中心となっており、ADLやIADLの改善につながっているケースは全体の2〜3割程度にとどまっているとのことです。今後の介護報酬改定に向けて、利用者の生活機能向上をより重視した取り組みのあり方が議論されていく見通しです。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:【介護報酬】通所介護・通所リハ「現状と課題」を厚労省が提示―計画書の目標は運動機能中心、ADL・IADL改善は2〜3割 - PT-OT-ST.NET


② 通所介護の入浴介助加算、算定率1割前後と低迷 審議会で見直しを求める声が噴出

記事では、通所介護における入浴介助加算の上位区分である加算Ⅱの算定率が、通所介護で約12%、地域密着型通所介護では約7%にとどまっていることが報じられています。この加算は利用者宅の浴室環境を評価し、個別計画を作成するなどの要件があるものの、現場の負担が大きいとの指摘があるようです。審議会では複数の委員から、算定率低迷の要因分析や要件の簡素化、業務負担に見合った報酬設定の検討を求める声が上がったほか、水道光熱費高騰への配慮を訴える意見も出されたとのことです。

詳細は元記事をご参照ください。

出典:通所介護の入浴介助加算、算定率1割前後と低迷 審議会で見直しを求める声が噴出(介護JOINT)


【きょうのEEFUL DBノート】

運動機能の維持・改善に注力しても、生活の自立につながるのは2〜3割。入浴介助加算Ⅱも算定率1割前後。現場の頑張りが成果や報酬に反映されにくい構造があるとすれば、それは制度設計の問題なのかもしれません。次の改定で、現場の声がどこまで届くのか、注視していきたいところです。


▼ 現場での関わり方のヒントとして
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