【きょうのピックアップ】
今日は、制度設計の現場から届いた2本です。一つは障害福祉分野で生産性向上を報酬評価につなげようとする厚労省の実証研究、もう一つは登録施設介護支援の報酬をめぐる審議会での議論です。週末、制度の行方をじっくり考えてみませんか。
① 障害福祉の生産性向上へ実証研究 厚労省が報酬で評価を検討
記事では、厚生労働省が障害福祉分野における人材確保と生産性向上に関する検討会を新たに設置したと報じられています。約20の事業所で実証研究を実施し、今年度末までにガイドラインを策定する方針とのことです。検討会では生産性向上の成果を報酬で評価する仕組みについても議論される見通しで、委員からは小規模事業所への対応や、単なる業務削減だけでなくケアの充実につながったかを検証すべきとの意見も出されたようです。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:障害福祉の生産性向上へ実証研究 厚労省が報酬で評価を検討(福祉新聞)
② 登録施設介護支援の報酬、審議会で居宅の踏襲を求める声相次ぐ 同一建物減算は意見分かれる=介護給付費分科会
記事では、来年度の介護報酬改定に向けた審議会において、住宅型有料老人ホーム入居者向けのケアマネジメント新類型「登録施設介護支援」の報酬のあり方が議論されたと報じられています。委員からは、制度の複雑化を避ける観点などから、既存の居宅介護支援の報酬を概ね踏襲するよう求める声が相次いだとのことです。また、系列事業所による不適切な囲い込みへの是正措置を求める意見が続出した一方、同一建物減算の強化については、健全な事業所への影響を懸念する声もあり、意見が分かれた模様です。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:登録施設介護支援の報酬、審議会で居宅の踏襲を求める声相次ぐ 同一建物減算は意見分かれる=介護給付費分科会(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
障害福祉の生産性向上も、登録施設介護支援の報酬も、どちらも「現場の実態に合った制度設計とは何か」が問われているように感じます。効率化と質の向上、制度のシンプルさと適正な評価。相反しやすいものをどう両立させるか、週末にじっくり考えてみるのもよいかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
