【きょうのピックアップ】
今日は、介護を支える「人」をめぐる2本です。一つは外国人材の処遇を示す厚労省調査、もう一つは身寄りのない高齢者支援の制度化とケアマネの負担についての記事です。担い手の確保と、現場が抱える見えない業務。どちらも地域の介護を考えるうえで欠かせない視点です。
① 外国人の月給29万円 雇用理由に「労働力不足」〈厚労省調査〉
記事では、厚生労働省が公表した2025年外国人雇用実態調査の結果が報じられています。フルタイムで働く外国人の月給は約29万円で、前年より6.4%増加しており、労働力不足を背景に待遇改善が進んでいるとのことです。外国人を雇用する理由としては「労働力不足の解消」が68%と最多で、医療・福祉分野で働く外国人は約14万人に上るとされています。介護現場でも外国人材の活躍が広がるなか、処遇面の動向として注目される調査結果といえそうです。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:外国人の月給29万円 雇用理由に「労働力不足」〈厚労省調査〉(福祉新聞)
② ケアマネのシャドウワークはなくなるか 身寄りのない高齢者の支援が全国で制度化 大きな前進と残る課題
記事では、身寄りのない高齢者を支援するための社会福祉法改正について報じられています。これまでケアマネジャーが業務範囲を超えて担ってきた入院手続きの支援や死後事務などが、新たに制度化される見通しとのことです。ただし、身元保証そのものは対象外であることや、担い手となる社会福祉協議会などの人材・財源・体制面での課題も指摘されています。専門家は、社協だけで全てを担うのは現実的でなく、民間サービスとの役割分担や費用負担のあり方を明確にしていく必要があると述べています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:ケアマネのシャドウワークはなくなるか 身寄りのない高齢者の支援が全国で制度化 大きな前進と残る課題(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
外国人材の待遇改善、そしてケアマネの「見えない仕事」の制度化。どちらも介護を支える人への目配りが少しずつ形になりつつあるニュースです。制度ができることと、現場で機能することの間にはまだ距離がありますが、こうした一歩一歩が、次の選択肢を広げていくのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
