どうも!髭のケアマネです!

今回は新人ケアマネ向けコラムの【ケアプラン編】⑥‐2サービス内容って何書けばいいの?~サービス内容~を解説していきます。


【はじめに】

今回は「サービス内容って何を書けばいいの?」の具体的な内容について解説をしていきます。

事業所の個が現れる部分でもあるため、その事業所が何をしているのか、どんな加算を取得しているのかしっかりと情報収集したうえで作っていきましょう


【サービス内容に記載すること】

サービス内容に記載することは以下の通りです。

・サービス事業所が行うこと
・加算
・その理由

です。では、まず1つずつ見ていきましょう


【サービス内容の記入例】

サービス内容は提供事業所が行う内容を記載します。ベテランの事業所であると、そこに対する指摘が入ることがあります。過去にあったのは・・・

・水分補給の記載がないのでできない
・トイレ介助が必要になったがプランに記載がないのでできない
・食事介助が必要になっているので記載をしてほしい

このように、入っていない内容はできないという解釈なのです。よく私はサービス内容を作る際に、このようなことを意識します。

・時系列での作成
・自立支援、状態低下時を想定した含みを持たせたプラン

では少し細かく解説をしていきます。


【時系列での作成】

まずは時系列の解説です。

サービス内容を記載する際は時系列で記載すると利用者にもわかりやすく、説明もしやすいです。

例えばデイサービスをモデルとして見てみましょう。

1日型デイサービス 入浴、機能訓練(体操・マシントレーニング)食事あり

①送迎
②バイタルチェック
③全体体操
④機能訓練’(マシントレーニング)
⑤昼食提供
⑥入浴介助
⑦排泄介助
⑧着脱介助
⑨食事介助
⑩服薬支援
⑪相談援助
⑫通所介護計画書の作成および評価
⑬その他必要な支援

このように、来所してからの流れを記載するとわかりやすいと言えます。そして各介助の内容を記載することでその時に必要な支援をしていただく流れをとります。

また、計画書の作成もしっかりと記載しましょう。時には臨時的な支援も必要となることもあるため、臨機応変に対応できるように「その他必要な支援」と記載するのがよいでしょう。


【自立支援、状態低下時を想定した含みを持たせたプラン】

自立支援、状態低下を想定した含みを持たせたプランとは何か。
それは現場スタッフが臨機応変に対応できるような【余白】を作ってあげることです。

例えばヘルパーの買い物の支援でたとえてみましょう。

・サービス内容: 買い物代行

この場合、もし本人が買い物に一緒に行きたいとなった場合、代行と記載してあるためプランと相違が生まれます。ですが、そこに一言追加してみると余白が生まれます。

・サービス内容:買い物代行 ※ただしご本人様の状況、意向に応じ買い物同行に変更することも可能とする。

このように、本人の状態に応じて買い物代行から買い物動向に切り替えることができるような余白を生むことができ、ここには代行から同行に変わることで自立支援にも紐づきます。

また逆に、状況により体調不良等で元々同行に支援だったものを代行に切り替えるなどの対応もできます。


【算定加算のポイント】

ここはよく忘れがちなポイントです。運営指導においてそこまで指摘されることは少ないですが、事業所が算定している加算については明記が必要です。では、どんな加算の明記が必要で、何が必要ないかを解説していきます。

記載しなくともよい加算
まずはわかりやすく、記載しなくともよい加算からお伝えをします。記載しなくとも良い加算の共通点は以下の通りです。

・事業所の人員に起因するもの
・処遇に関するもの

それはなぜか。算定要件が事業所の人員配置等によるものなど、事業所判断になるためです。職員の入職で加算を変更するたびに担当者会議を開催していたら、ケアマネも身体1つじゃ足りませんからね。

では記載する加算とは何かを解説します。種類も豊富なので代表的な加算を記載します。

・入浴介助加算ⅠまたはⅡ
・個別機能訓練加算
・緊急時訪問看護加算
・特別管理加算

等があげられます。ちなみに私はなぜその加算を算定する必要があるのか記載するようにしています。

それはなぜか。加算の算定に当たるかを決めるのはケアマネジャーだからです。

よく事業所から耳にする「うちは○○の加算を算定しているので!」と言ってくる事務所がありますが、無視でよいです(笑)その根拠を説明すると時間がかかるためまた次回の記事で。


【明日からの1アクション】

サービス内容とは何を記載するのかを理解してプランを作成していきましょう。そして期間、回数などの漏れがないようにしましょう。


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筆者: 松本 悠暉(髭のケアマネ)

株式会社 大慎工業 介護事業部執行役員

TRADITIONAL CARE 代表
資格:主任介護支援専門員、介護福祉士

専門学校卒業後、地域密着型通所介護事業所にて介護職員、生活相談員、管理者を歴任。介護部門副統括として新規事業の立上げなどにも携わる。その後都内シニアマーケティング会社にてケアマネジャー兼SV職となり現場業務とマネジメント業務に携わる。現在は東京都北区にてケアプランはちまんの運営と管理者兼ケアマネジャーとして勤務。またフリーランスとして新規事業開発、講師、コミュニティ運営、メディア取材、SNS発信(髭のケアマネ)など新しいケアマネジャーの働き方を行なっている。