【きょうのピックアップ】
今日は、介護の選択肢を広げる制度と現場の動きについての2本です。一つは訪問介護の事業所数が過去最多を更新したという厚労省統計、もう一つは医療的ケア児の18歳以降の支援拡充を目指す改正法成立のニュースです。
① 訪問介護の事業所数、過去最多を更新 続く微増傾向 業態の転換も=厚労省統計
記事では、訪問介護の事業所数が今年4月時点で全国3万5506ヵ所となり、7年連続で増加して過去最多を更新したと報じられています。ただし増加幅はわずかで、微増傾向が続いている状況とのことです。背景には中堅・大手法人による都市部での展開や、集合住宅併設型事業所の増加がある一方、小規模事業所の撤退・廃業も相次いでおり、昨年の倒産件数は過去最多を記録したとされています。今後はヘルパーの高齢化により廃業する事業所がさらに増え、地域のサービス提供体制の弱体化が懸念されています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:訪問介護の事業所数、過去最多を更新 続く微増傾向 業態の転換も=厚労省統計(介護JOINT)
② 改正医ケア児法が成立 18歳の壁解消へ支援拡充
記事では、改正医療的ケア児支援法が参議院本会議で全会一致により可決・成立したと報じられています。この改正では、支援対象に医療的ケア者や重症心身障害者が新たに加わり、児童から成人への移行時に支援が途切れる「18歳の壁」の解消に向けた施策が拡充されるとのことです。具体的には、保育所への喀痰吸引などができる介護従事者の配置や、家族の負担軽減のための一時預かり・夜間サービス・通学移動支援の充実、ピアサポート活動への支援なども盛り込まれており、2027年4月1日に施行される予定です。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:改正医ケア児法が成立 18歳の壁解消へ支援拡充(福祉新聞)
【きょうのEEFUL DBノート】
訪問介護の事業所数は増えても、小規模事業所の廃業が相次ぎ、地域の担い手は減りつつあります。一方で医ケア児法の改正により、切れ目のない支援への道筋が見えてきました。「届けたい人に届く仕組み」をどうつくるか、制度と現場の両面から考え続けることが大切なのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
