【きょうのピックアップ】
今日は、介護人材の確保という喫緊の課題に、制度と技術それぞれの視点から向き合う2本です。一つは過疎地の現実を踏まえた人員配置基準の弾力化を評価する高野龍昭氏の論考、もう一つは人材不足下でも加算取得を可能にするRehab Cloudの新サービスについてです。
① 【高野龍昭】介護人材の確保、万策尽きた過疎地もある 人員配置基準の弾力化など新たな特例を評価する理由
記事では、2027年度から創設される「特定地域サービス・特定地域居宅サービス等事業」について、過疎地域の介護現場を知る専門家が高く評価する理由が報じられています。島根県の山間部にある訪問介護事業所の例では、約20年前には利用者40〜50名に対しヘルパー4名体制だったものが、現在は利用者15名前後に対し2.5名と人員配置基準の最低レベルで運営せざるを得ない厳しい状況にあるとのことです。人口減少が続く過疎地域では利用者増も見込めず、人員基準の弾力化など新たな特例措置がなければ事業継続が困難な地域が存在すると指摘されています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:【高野龍昭】介護人材の確保、万策尽きた過疎地もある 人員配置基準の弾力化など新たな特例を評価する理由(介護JOINT)
② Rehab Cloud、介護施設向けに提供開始 各種加算の取得、人材不足でも可能に 経営改善と負担軽減を後押し
記事では、株式会社Rehab for JAPANが8月から特別養護老人ホームと介護付きホーム向けにリハビリ支援ソフト「Rehab Cloud」の提供を開始したと報じられています。このソフトは個別機能訓練加算や科学的介護推進体制加算などに対応しており、専門職が不足している現場でも生成AIとの対話やシステムの手順に沿って進めることで、法令に準拠した計画書を作成できるとのことです。LIFEへのデータ提出もCSV取り込みで完結するため、加算取得に伴う業務負担を抑えながら経営改善につなげられると期待されています。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:Rehab Cloud、介護施設向けに提供開始 各種加算の取得、人材不足でも可能に 経営改善と負担軽減を後押し(介護JOINT)
【きょうのEEFUL DBノート】
過疎地の厳しい現実と、テクノロジーによる新たな可能性。どちらも「今ある資源でどう支えるか」という問いに向き合っています。制度の弾力化もAI活用も、現場を諦めないための選択肢。人の手が届きにくくなる時代だからこそ、届け方を変える知恵が求められているのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
