【きょうのピックアップ】
今日は、これからの介護現場を取り巻く制度の動きを、少し立ち止まって考える2本です。一つは報酬改定のあり方を語る新任局長インタビュー、もう一つは性暴力防止法に伴う新たな相談窓口についての記事です。
① 〈新任部局長に聞く〉熊木正人厚労省老健局長 報酬改定「階段状」も視野
記事では、厚生労働省老健局の新任局長が2027年度の介護報酬改定に向けた考えを示したと報じられています。最重要課題として他職種と遜色のない処遇改善を挙げ、物価高騰への対応も必要との認識を示したとのことです。具体的には、2026年度の診療報酬改定で採用された年度ごとに改定率に差を設ける階段状の仕組みが介護報酬でも参考になるとの見解が述べられています。また、複雑化した加算・減算の要件について簡素化を進め、事業所の事務負担軽減にも取り組みたい意向が示されました。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:〈新任部局長に聞く〉熊木正人厚労省老健局長 報酬改定「階段状」も視野(福祉新聞)
② こども性暴力防止法で情報管理の窓口設置 専門家相談1時間無料
記事では、こども性暴力防止法の施行に先立ち、こども家庭庁が犯歴情報の管理を支援する窓口を設置したと報じられています。この法律では対象事業者に機微な情報の適正管理が求められますが、専門知識を持たない事業者も多いことから、国が相談費用を支援する仕組みが整えられたとのことです。従業員100人以下の民間事業者などを対象に、情報処理安全確保支援士による助言を1時間まで無料で受けられるようになっており、介護事業者にとっても情報セキュリティ対策を見直す機会となりそうです。
詳細は元記事をご参照ください。
出典:こども性暴力防止法で情報管理の窓口設置 専門家相談1時間無料(福祉新聞)
【きょうのEEFUL DBノート】
処遇改善や加算の簡素化、そして情報管理体制の整備。どちらも「現場の負担を減らしながら、質を守る」という難しいバランスが問われています。制度が動くとき、私たちはどう備え、何を声にしていくべきか。週末、少し立ち止まって考えてみる価値があるのかもしれません。
▼ 現場での関わり方のヒントとして
「きょうの会話のタネ」も毎日更新しています。
