【きょうのピックアップ】

介護サービスの地域差拡大に対する国の問題意識と、ケアマネ資格の更新制廃止をめぐる議論。
制度の「枠組み」をどう設計するかが、現場の持続性を左右する局面に入っています。


① 介護環境の地域差拡大、次期改正で新たな枠組みへ

介護サービスの提供体制における地域差が拡大していることについて、老健局長が「早急な対応が必須」との認識を示したと記事では報じられています。

都市部と地方では、事業所数や人材確保、経営体力に明確な差が生じつつあり、同じ制度のもとでも利用環境にばらつきが出ている現状があります。

次期制度改正では、新たな枠組みの検討が進められる見通しで、地域特性を踏まえた評価や支援のあり方が焦点になると紹介されています。

制度の公平性をどう担保するのか。
一律のルールだけでは立ちゆかない現場もあるという現実が、改めて浮き彫りになっています。

出典:介護環境の地域差拡大、老健局長「早急な対応が必須」 次の制度改正で新たな枠組み(Joint介護)


② ケアマネ資格更新制廃止、慎重な設計を求める声

ケアマネジャー資格の更新制廃止については、負担軽減を歓迎する声がある一方で、「見切り発車は混乱を招く」との指摘も紹介されています。

記事では、更新制を廃止するならば、代替となる質の担保策や継続研修の仕組みを丁寧に設計すべきだという意見が示されています。

資格制度は単なる手続きではなく、専門職としての信頼基盤でもあります。
拙速な変更は、現場の混乱やモチベーション低下につながりかねないという懸念も指摘されています。

制度を簡素化することと、専門性を守ること。
その両立こそが問われている局面といえそうです。

出典:【石山麗子】ケアマネ資格の更新制廃止、見切り発車は混乱を招く(Joint介護)


【きょうのEEFUL DBノート】

地域差への対応も、資格制度の見直しも、共通しているのは「設計」の重要性です。

制度は変えることが目的ではなく、現場が機能し続けることが目的。
拙速ではなく、実態に即した設計ができるかどうか。

次の改正に向け、いまは土台づくりの時間にあるのかもしれません。


▼ 現場での関わり方のヒントとして

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